■機械式のグッドイヤー・ウェルテッド製法の場合
1:手作業で行う「スクイ縫い」を、大型ミシンによる「つまみ縫い」にするために、
リブと呼ばれる5mm程の高さのテープが中底に垂直に貼り付けられる。
2:このリブの高さで靴が腰高に見え過ぎることを避けるため、中底は2mm程の薄いものを使用せざるおえない。
3:『手縫い製法』で厚い中底が担う足型のコピーは、主にリブの厚さ分に詰められたコルクが担当。
そのため、靴底交換する際にコルクの交換を行った場合、履き心地が大きく変化、
また足になじむまで時間がかかることがある。
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